眉毛に医療脱毛を行う時のリスク

女性にとっての眉の重要性と処理方法

普段から身だしなみに気を遣うことの多い女性はメイクを常日頃からされているかと思います。

メイクで特に重要な部分として挙げられるのは「眉毛」の部分ではないでしょうか?
相手と目を合わせて会話するときは必ずと言っていいほどに眉毛にも目線が行ってしまいます。
そこで、眉のメイクに合わせて眉に生えている毛を処理することも女性にとっては非常に大切な事となるのです。

それでは皆さんは眉の毛をどのように処理しているでしょうか?
やはり一番多い方法として挙がりそうなのが「剃毛」や「毛抜き」でしょう。
この方法は男女問わず一番ポピュラーな方法と言えます。

まず剃毛については、カミソリのタイプにしても、電動シェーバーのタイプにしても広範囲を一気に剃ることが出来るという所がメリットと言えます。
しかし、カミソリを使った剃毛の場合、表面上に生えている毛のみしか剃ることが出来ない為、毛穴の中には当然ながら毛が残ってしまっている状態です。
なので、剃った後もしくは翌日頃からはその部分に青みがかかってきてしまい、元の毛の範囲が周囲にバレバレとなってしまうケースがあります。

電動シェーバーを用いる場合は肌にかかる負担(カミソリ負け等による傷)が少ない分、しっかりと深剃りすることが出来ない為、理想とする綺麗な形にすることが難しいといったデメリットが生じます。

そこで「毛抜き」を用いる方も多いのではないでしょうか?
毛抜きの場合は毛根ごと引き抜くので処理した後の毛穴に毛の青みが残ることはありませんし、細かく一本ずつ抜いていくことが出来るので形も綺麗に整えやすくなります。
しかし一本ずつ抜くということはそれだけ時間が多くかかってしまったり、何より痛みが強い所がデメリットと言えます。

眉毛に対する医療脱毛

上記でも述べたように眉毛の自己処理においてはそれぞれにメリット・デメリットが存在し、共通して言えることは数日経過すれば再び元の様に生えてきてしまうということです。

なので、眉を綺麗に整えるにはその都度自己処理を行っていく必要があるのです。
そこで頭に浮かぶのは眉毛に対しても医療脱毛を行えば、その後の眉毛の処理が楽になるのではないかという事です。

実はこの眉毛に対する医療脱毛には大きな危険が潜んでいます。
医療(レーザー)脱毛の原理としては、黒い物に反応するレーザーを照射することで黒い毛を温めます。
その原理を考えた際、目の近くを照射することで、誤って眼球にレーザーが反応してしまいかねないのです。

そういった理由により、眉の上部の部分は医療脱毛を行っているが、眉下については照射を行っていないクリニックや、そもそも眉全体を照射しないように決めているクリニック等もあります。
眉毛の手入れが減って楽になることは嬉しいことですが、その代償に目に負傷を追ってしまっては元も子もありません。

眉下の医療脱毛は要検討

眉下については取り扱いをしているクリニックが分かれるので、どうしても医療脱毛を行いたい場合には取り扱っているクリニックをしっかり探すことと、事前のカウンセリングでもよく話を聞いて、どのようなリスクがあるのかを知ってからご検討されることをおすすめ致します。

また、一度医療脱毛が完了してしまうと、そこから再び毛が生えてくる可能性が低くなってしまう為、別の形に出来なくなってしまう可能性もあります。
余分な眉毛が無くなることで化粧のり等が良くなったりデザインが優れるかもしれませんが、それ以上に将来的に不便にならないかどうか、しっかり見極める必要があるかと思われます。